怒ることも必要

野球のこと

 最近は怒らない指導が増えてきています。大いに結構だと思いますがやはり注意すること、時には怒ることも必要だと思います。もちろん、一生懸命プレーした結果のエラーやミスで怒らないのは当然のことです。そこで怒ったところで誰も得はしないでしょう。チームの雰囲気は悪くなるし、子供たちは思い切ったプレーができなくなるし。だけど怒らないといけないときはあります。それはチームの輪を乱すときです。チームの輪を乱してはいけないということは子供の時に一番学ぶべきことだと思います。子供の頃は野球が上手くなるよりも何よりも、チームみんなで喜んで、チームみんなで悔しがってということが一番大切なのです。例えば、試合で上手くいかなくて、ふてくされている子供がいれば、その時は「ふてくされるのは今じゃない」と声をかけるべきです。プレーが上手くいかなくて悔しがることは野球が上手くなるためにはとても大切なことです。が、それは試合が終わってからです。試合は1人のためにあるものではなくて、みんなのためにあるのです。たとえば、選手がミスしたときに他の選手がミスをした選手をきつく注意したり、文句を言うことがあります。こんな場合も指導するべきです。子供は子供の見方であるべきです。絶対に。ミスを注意するのは監督、コーチの仕事なのです。

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